米国が台湾を対中交渉の材料とすることはない-呉外交部長

  • 「米政府の台湾支持は非常に強いものであり続ける」
  • 日本など立場を同じくする国からのサポートもかつてないほど強い

台湾の呉釗燮外交部長(外相)は24日、米国が中国との貿易戦争で台湾との関係を交渉材料として使うことはないとの認識を示した。

  呉部長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「米政府の台湾支持は非常に強いものであり続けるとわれわれは理解している」と述べた上で、「台湾は米経済にとってポジティブな要因であり、台湾を米国が交渉材料にするとの心配はしていない」と明言した。トランプ米大統領はここ数カ月で米国と台湾の関係を強化する幾つかの措置を承認している。

台湾の呉釗燮外交部長(外相)

(出所:Bloomberg)

  今月に入り中米エルサルバドルが台湾と断交し、中国と国交を樹立するなど、台湾と正式に外交関係を持つ国は17カ国にまで減っている。ホワイトハウスのサンダース報道官は声明で、「中国による中台関係の不安定化と西半球での政治的な干渉」に米国は反対し続けると表明した。

  呉外交部長は「世界のどこであれ中国が影響力を拡大している。中米は米国の裏庭であり、止める力がなければ、中国の影響は拡大を続けると思う」と指摘。その一方で「米国からの台湾支持はかつてないほど強く、日本など立場を同じくする国からのサポートもかつてないほど強い」と話した。

原題:Taiwan No U.S. Bargaining Chip in China Fight, Envoy Says (1)(抜粋)

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