トランプ米大統領がイタリアの債務借り換え支援を申し出-コリエレ

  • コンテ首相は約3週間前、訪米時にトランプ米大統領と会談
  • コンテ首相は詳細や実行可能かどうかについては触れずとコリエレ

トランプ米大統領がイタリアのコンテ首相に対し、イタリア政府が債務を来年借り換える際、イタリア国債を購入することで支援する用意があると伝えた。イタリア紙コリエレ・デラ・セラがイタリア政府高官3人の話として報じた。

  コンテ首相は約3週間前にホワイトハウスでトランプ大統領と会談した後、同大統領の提案を持ち帰ったという。同首相は政府高官に同大統領の意向を伝えたものの、詳細や実行可能かどうかには触れなかったと同紙は付け加えている。

  イタリア10年債とドイツ債の利回り格差は24日、274ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と前日の275bpから縮小。政府支出と税制を巡る政権の計画によって財政赤字が膨らむ懸念から、先週はスプレッドが5月以来の大きさに迫った。

  イタリア政府のコメントは得られていない。イタリアの2018年財政赤字は国内総生産(GDP)の1.6%相当と、欧州連合(EU)規定の3%以内に収まっているが、EUに批判的な連立政権は支出拡大と減税を実施するために規定の適用緩和を求めている。

  連立政権の一角「同盟」を率いるサルビーニ副首相はコリエレ紙との別のインタビューで、イタリアに対する経済的攻撃が始まっているとし、コンテ首相がトランプ大統領と会談したことは正しかったと発言。財務相が中国を訪れる計画も称賛し「あらゆるシナリオに対してオープンであらねばならない」と語ったという。

原題:Trump Said to Offer Italy Help by Buying Bonds, Corriere Reports(抜粋)

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