新たな金融政策ツールはSNS、東南アジアの中銀が積極活用

  • インドネシア中銀はツイッターフォロワー数で米連邦準備制度に勝る
  • アナリスト判断に影響を与える-オックスフォード・エコノミクス
Photographer: Brent Lewin/Bloomberg
Photographer: Brent Lewin/Bloomberg

東南アジアの景気見通しが厳しくなる中で、域内各国の中央銀行がフェイスブックやユーチューブなどの会員制交流サイト(SNS)を活用しメッセージを発信している。

  タイ銀行は8月の政策発表を動画ストリーミングで中継。その3カ月前にはフィリピン中銀も同じことを行った。ツイッターのフォロワー数で米連邦準備制度に勝るインドネシア銀行は最近、政策決定を毎月放送することを決めた。

  

Tweet Power

The ECB serves the biggest population, but Malaysia boasts strongest relative following on Twitter among major central banks and Southeast Asia's top 5

Sources: Twitter, World Bank

Notes: Followers tallied Aug. 23, 2018; populations are for 2017. Bank of Japan following is for Japanese-language account.

  各国の中銀は、家計が為替市場混乱や物価上昇の影響にさらされる国民に政策決定についてより直接的に説明することや、市場の平静を維持することを目指してSNSを利用している。

  オックスフォード・エコノミクスのインド・東南アジア経済責任者プリヤンカ・キショア氏(シンガポール在勤)は、ソーシャルメディアを通じた「メッセージは確かに、より明確で影響が強く、浸透する」と述べ、こうした発信は国民の「啓蒙の一環」であると同時に、市場に探りを入れ「アナリストの判断に影響を与える」ためのものだと指摘した。

原題:Monetary Policy Via Facebook Is Southeast Asia Tool in Turmoil(抜粋)

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