ロシア中銀、9月末までルーブル売り停止-相場が一時急反発

ロシア中央銀行は9月末までルーブル売り・外貨買いを停止すると発表した。通貨を安定させようという試みで、この発表を受けてルーブルは2年ぶり安値から下げ幅を縮小した。

  ルーブル下落を阻止するため当局が取った措置の中で、今回の動きはこれまでで最も顕著なもの。ここ数日は米政府内で議論されている新たなロシア制裁案に対する警戒が金融市場に広がり、ルーブルは下げ足を速めていた。ロシア政府は22日、経済混乱と資本流出の加速で今年の経済成長見通しを引き下げざるを得ないと明らかにした。

  ロシア中銀は23日の発表文で「金融当局の行動に関する予見性を高め、金融市場のボラティリティーを低下させるため今回の決定を下した」と説明。外貨購入の再開については「9月の金融市場の状況に応じて」決定するとした。

  同日の外国為替市場でルーブルは2016年前半以来の安値となる1ドル=69.01ルーブルまで下落したが、中銀の発表後に急反発。モスクワ時間午後6時48分時点では前日比0.2%安の68.1850ルーブルで取引されている。

原題:Bank of Russia Halts Ruble Slide by Stopping FX Purchases (2)(抜粋)

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