バイトマン氏:ECB、「非常に拡張的な」政策から脱却すべき時だ

  • ECBの政策姿勢とユーロ圏経済の現状にミスマッチ
  • 政策正常化は今後数年をかけて段階的に行われるだろう

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのバイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は、ECBの拡張的金融政策姿勢はユーロ圏の景気が上向く現状に即しておらず、方向転換の開始がますます重要になっているとの認識を示した。

バイトマン・ドイツ連銀総裁

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  バイトマン氏は23日ベルリンで、インフレはECBの目指す水準へと向かっており、今こそ「非常に拡張的な金融政策と非標準的な措置からの脱却を始めるべき時だ」と言明した。副作用を考慮すれば特にそうだと論じた。

  12月末で債券購入を終了する方針は「ユーロ圏に必要な金融政策正常化の第一歩にすぎない」とし、他の政策ツールは「今後数年をかけて段階的に変更されるだろう」と記者団に語った。

  「景気が上向く現状は、並外れて拡張的であり続ける金融政策姿勢と対照的だ」と付け加えた。

  異例の景気刺激措置をしばしば批判してきたバイトマン氏は次期ECB総裁の最有力候補と見なされている。ドラギ現総裁の任期は2019年10月に満了する。

原題:Weidmann Says Time for ECB to Exit ‘Very Expansionary’ Policy(抜粋)

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