ドイツ銀のロンドン支店、ロシア政府との取引打ち切ると警告

  • 6月にロシア政府宛てに書簡、文書提出求める
  • 定期的な再審査は世界中の顧客に対するKYC手順の標準

ドイツ銀行のロンドン支店は6月に、ロシア政府が顧客確認(KYC)情報更新のために必要な文書を提出しないならば取引を打ち切ると警告した。かねて批判されている顧客に対する監視の甘さの是正を図った。

  投資銀行部門責任者ガース・リッチー氏と同行弁護士の一人が署名した書簡をブルームバーグ・ニュースが入手した。

ガース・リッチー氏

写真家:Krisztian Bocsi / Bloomberg

  6月27日付でロシア政府に宛てた書簡は「ドイツ銀行は現在、ロシア連邦政府がドイツ銀行ロンドン支店に持つ商品と、当行が記録として保管している顧客確認文書を再審査している」とし、「この書簡の日付から30日以内に連絡がない場合は」、取引打ち切りの意向を伝える「通知を送る可能性がある」としている。

  ドイツ銀行のKYC手順はかねて各国当局の懸念の対象となっており、同行も最近、そのプロセスが複雑過ぎると認めていた。

  ドイツ銀行の広報担当者は23日、「定期的な再審査は世界中の顧客に対するKYC手順の標準的な部分」としつつ、それ以上のコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank London Threatens to Terminate Business With Russia(抜粋)

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