英の合意なきEU離脱を過半数予想、トマト棚から消える恐れも-調査

  • 物価上昇すると70%が予想、支出行動変えるとの回答も同じような数
  • 衣類から住宅増改築に至るまであらゆるコスト削減を多くが計画

英国の「合意なき欧州連合(EU)離脱」が現実になると英国民の過半数が考えており、多くの人が衣類から家の増改築に至るまであらゆるコストを削減する計画を立てていることが、最新の世論調査で明らかになった。

  KPMGの調査結果によれば、英国が合意のないままEUを離脱する可能性が高いと54%が回答。EUと合意が成立しない場合、物価が上昇すると70%が考えており、支出行動を変えるという回答も同じような割合に達した。調査は3044人を対象に8月4-6日に実施された。

  英政府は合意なきEU離脱に備えて、金融サービスや旅行などあらゆる分野について、企業や一般消費者に対応を助言する「実務文書」の第1弾を23日に発表する。第2弾の公表は9月になる見通し。

  KPMGの英国リテール責任者ポール・マーティン氏は、合意がないままEUを離脱するケースについて、「破滅論者になりたくはないが、これまでのように1日も欠かさずにトマトがスーパーの棚に並ぶことをあてにできないかもしれない」と指摘した。

原題:Most Brits Think U.K. Will Leave EU Without a Deal, Report Finds(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE