サバのクローズドエンド型投資のファンド、年初来でマイナス-書簡

  • これら2つのファンドは昨年プラスの運用成績を残していた
  • ワインスタイン氏が創業したサバ・キャピタルは約14億ドルを運用

クローズドエンド型のクレジットストラテジーに投資するボアズ・ワインスタイン氏のヘッジファンドは、年初来の運用成績がマイナス圏となっている。

  ブルームバーグ・ニュースが内容を確認した投資家宛ての書簡によれば、マーケットニュートラル(市場に対するポジションが中立)の「サバ・キャピタルCEFオポチュニティーズ2」のリターンは今年1-7月がマイナス約7.5%、7月はマイナス2.6%。ロングオンリーの「サバ・キャピタルCEFオポチュニティーズ1」は年初来のリターンがマイナス2.6%、7月はプラス1.5%となった。

  昨年は前者がプラス11%、後者がプラス約22%の運用成績を残していた。サバ・キャピタルの広報担当者は、コメントを控えている。

  ワインスタイン氏が創業したサバ・キャピタル・マネジメント(運用資産額約14億ドル=約1550億円)は、関連する証券間の価格差に着目する旗艦ファンドを通じて、これまで利益を出してきた。2つのサバ・キャピタルCEFオポチュニティーズは、運用資産の合計額が4億ドルと比較的小さく、純資産価格を下回る価格で売買されるクローズドエンド型ファンドが投資対象になる。

  ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によれば、今年1-7月のヘッジファンド業界の平均リターンは資産加重ベースでプラス1.6%。「iシェアーズ iBoxx高利回り社債ETF」は、プラス1.2%(配当の再投資分を含む)だった。

原題:Saba Hedge Funds Focused on Closed-End Credit Suffer 2018 Losses(抜粋)

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