トランプ氏口止め料支払い、選挙資金担当マクガーン氏知らず-関係者

  • 選挙資金担当の弁護士に相談しなかったことは重要な証拠になる可能
  • マクガーン氏は連邦検察当局から聴取される見通し

トランプ米大統領は大統領選挙数日前に行われた口止め料の支払いについて、選挙資金担当弁護士だったドン・マクガーン氏に相談しておらず、そのことが刑事捜査の焦点に浮上している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  現在はホワイトハウスの弁護士を務めるマクガーン氏に近い同関係者によると、同氏が蚊帳の外に置かれていた点は刑事訴追の場合の重要な証拠になり得る。検察側はトランプ氏が支払いは違法と知った上でそれを隠したことを示すものだと主張する可能性があるという。ただ、トランプ氏の弁護士らは、同氏が選挙資金との関連に気づいていなかったことを示唆するものだと反論することもあり得る。

ドン・マクガーン氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  同関係者によれば、マクガーン氏は支払いに関する自身の認識についてニューヨークの連邦検察当局から聴取される見通し。この支払いはトランプ氏の長年の個人弁護士マイケル・コーエン被告が選挙資金法違反の罪で起訴された際の根拠だった。

  トランプ大統領はFOXニュースとのインタビューでこの支払いついて、選挙資金は使われていなかったため「選挙資金法違反ではない」と述べ、自分が知ったのは「後になってからだ」と発言。「実際のところ、それを耳にしたとき、まず疑問に思ったのは選挙資金から支払われたのか、ということだった。そうであれば少々まずいからだ」とした上で、「それは選挙資金から出たものではなかった。それは大きい」と述べた。コーエン被告は前日、ある候補者の指示で選挙資金法に違反したと陳述、それがトランプ氏の指示だったことをほのめかした。

原題:McGahn Is Said Not to Have Known of Trump’s Hush-Money Payments(抜粋)

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