米中が160億ドル相当の輸入品への追加関税発動-協議再開する中で

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  • ワシントンで次官級の通商協議が始まったばかりだった
  • 中国はこの新たな関税についてWTOに提訴すると表明

米中両国はワシントンで次官級通商協議を再開させる一方で、互いに相手国からの160億ドル(約1兆7700億円)相当の輸入品への追加関税を発動させた。22日に再開された通商協議は米中貿易摩擦の悪化回避を目指している。

  両国は共にワシントン時間23日午前0時1分(日本時間午後1時1分)に関税を発効させた。中国商務省はウェブサイトに掲載した声明で、この新たな関税について世界貿易機関(WTO)に提訴すると表明した。

  米国が25%の追加関税を新たに課す品目はオートバイや蒸気タービン、鉄道車両など。中国の報復関税の対象には石炭、医療機器、廃棄物、乗用車、バスが含まれる。

  マルパス米財務次官(国際問題担当)と中国の王受文商務次官は22日に会談した。23日も協議する予定。米中両国が貿易問題を巡って直接対話するのは6月以来初めてだった。協議の議題について知る関係者1人によると、今回の次官級協議が意思決定権限のある高位級協議に発展する見通しはなく、生産的な議論に関する共同声明を出すだけに終わる見込み。協議では貿易摩擦の主な争点である知的財産権保護や貿易不均衡是正などを取り上げるという。

原題:U.S., China Impose New Tariffs on Each Other as Talks Resume(抜粋)

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