トランプ大統領とパウエル議長の間で金利巡る会話ないと認識

  • 大統領はこのところ、米金融当局の利上げ継続路線に不満を表明
  • FOMC議事録では近いうちに追加利上げ実施の用意示される

パウエル議長

Photographer: Aaron P. Bernstein/Bloomberg

米ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は22日の定例記者会見で、トランプ大統領とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の間での「金利を巡る会話は一切ないと認識している」と語った。大統領はこのところ、パウエル議長の下での利上げ継続路線に不満を示している。

  大統領は自身が指名したパウエル議長について、低金利政策を推進すると期待していたのにそれに反して金利を引き上げているとして、17日に開かれた資金集めのイベントで共和党支持者に不満を漏らしたと、イベント出席者3人が先に明らかにしていた

  大統領は7月のCNBCとのインタビューで、利上げについて「うれしくない」と語っており、金融引き締め継続への批判を強めた形だ。2017年1月のトランプ氏の大統領就任以降、金融当局はこれまでに5回利上げしており、このうち2回は今年2月のパウエル議長就任後に実施された。

  一方、22日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)会合(7月31日、8月1日開催)の議事録では、経済の健全な成長が続けば、金融当局として近く追加利上げを実施する用意があることが示された。次回FOMC会合は9月25、26両日に開かれる。

原題:Sanders ‘Not Aware’ of Any Trump Talks With Powell on Fed Rates(抜粋)

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