Photographer: Cedric von Niederhausern/Bloomberg

米国株が5日ぶり下落-原油と金は値上がり

更新日時
  • 工業株の軟調が響く、テクノロジー株は上昇
  • FOMC議事録、利上げペースに変更がないことを示唆

22日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は5営業日ぶりに値下がりした。工業株が軟調となったことが響いた。一方でテクノロジー株は上昇した。ドルは下落、政治の混乱や米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が手掛かりとなった。議事録では、利上げペースに変更がないことが示唆された。

  • 米国株は5日ぶりに下落、テクノロジーは上昇
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.82%
  • NY原油は上昇、在庫が7月遅く以来で最大の減少
  • NY金は4日続伸、ドル下落が手掛かり

  テクノロジー株が中心のナスダック指数は上昇した。小型株も高い。また原油相場の上昇を手掛かりにエネルギー株が買われた。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2861.82。ダウ工業株30種平均は88.69ドル(0.3%)安の25733.60ドル。ナスダック総合指数は0.4%高の7889.10。米国債市場では、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.82%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が上昇。2週ぶり高値となった。米政府の統計で、原油在庫が7月遅く以降で最大の減少となったことが示された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は2.02ドル(3.1%)上昇の1バレル=67.86ドル。ロンドンICEの北海ブレント10月限は2.15ドル上げて74.78ドル。

  ニューヨーク金先物相場は4営業日続伸。4月以来で最長の連続高となった。ドルの下落が手掛かり。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は5営業日連続での低下となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%高の1オンス=1203.30ドル。

  この日公表されたFOMC議事録では、経済が現在の軌道を維持する限り、当局には追加利上げを実施する用意があることが示された。

  プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフグローバルエコノミスト、ボブ・バウア氏は「米金融当局は少なくとも向こう2四半期について、1四半期につき1回利上げする方針を維持していることを示した。FOMC議事録にその方針の変更を示唆する内容は何もない」と述べた。

原題:U.S. Stocks Slip, Bonds Advance After Fed Minutes: Markets Wrap(抜粋)
Oil Climbs After Biggest U.S. Crude Stockpile Drop in Four Weeks
PRECIOUS: Gold Rises as Dollar Slips Before Fed Releases Minutes

(エコノミストのコメントを追加し、更新します.)
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