Photographer: Simon Dawson

バークレイズ再雇用勝ち取ったトレーダー、不当解雇と闘う新戦略示す

Photographer: Simon Dawson

デービッド・フォザリンネーム氏は、自分を解雇した英銀バークレイズに恨みを抱いてはいないと言う。

  同行は米ニューヨーク州金融サービス局(DFS)の要求に従ってフォザリンネーム氏を解雇したが、不当解雇の訴えを起こした同氏は再雇用を勝ち取った

  新たな雇用契約での年俸は15万ポンド(約2140万円)と解雇前の報酬に比ぶべくもないが、実は悪い条件ではない。

  内部告発や差別が理由との主張が認められない限り、不当解雇訴訟で勝ち取れる賠償額は、8万3000ポンドが上限と定められている。フォザリンネーム氏が1年だけバークレイズで働いたとしてもこれより大きな額を得られる計算だ。

  これは不当解雇を訴えて闘うバンカーらに新たな道を示したことになる。ロンドンの法律事務所CM・マーレイの雇用専門弁護士、サマンサ・マングワナ氏は、「滅多に認められないし原告が求めることも滅多にないが、不当解雇に対するこの賠償方法は常に存在する。報酬額が不当解雇の賠償金上限よりはるかに高い金融業界では、検討に値する手段だ」と話した。

原題:Ex-Barclays Trader’s Win Opens Path for Fired London Bankers (1)(抜粋)

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