Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

世界的な「リスクオン」ラリーで米国株との格差縮小へ-JPモルガン

  • 新興国市場とバリュー資産は上昇へ-米国株は他の市場に後れ取る
  • より可能性の高い結末は『リスクオン』による収れん-コラノビッチ
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

JPモルガン・チェースは、前例のない特性などを理由に、世界の株式に対する米国株の最近のアウトパフォーマンスは持続しないとみている。

  マルコ・コラノビッチ、ブラム・カプラン両ストラテジストは21日のリポートで、新興国市場とバリュー資産は上昇へ向かい、ドルの最近の強さは和らぐ公算が大きい一方、米国株は上昇が続くものの他の市場に後れを取ると予想した。ドル高と米国株下落というもう一つのシナリオもあり得るものの、可能性はより低いとしている。   
  
  両ストラテジストは「そこそこ堅調な世界経済成長、米国以外の資産バリュエーションの相対的な低さ、米国の自社株買い継続、利上げと強いドルに対する米政権の批判の強まり、中国の新たな景気刺激策、貿易戦争の解決に向けて現在進められている交渉を踏まえると、より可能性の高い結末は『リスクオン』による収れんだ」と説明。これは「通貨や金属、新興国市場株全般や中国株の乏しい流動性とショートスクイーズによってさらに拍車が掛かる可能性がある」と指摘した。
             

  
  
原題:JPMorgan Sees Global Risk-On Rally Shutting Gap to U.S. Stocks(抜粋)

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