ソフトバンク支援の米コヒシティ、売上高の年率換算が2億ドルに到達

  • 2四半期前の1億ドルから増加-18年7月期売上高の4倍に相当
  • 「IPOの判断は経済状況に左右される」-アロンCEO

ソフトバンクグループが支援するデータストレージ企業の米コヒシティは、売上高の成長を示すデータを一部公開した。同社はソフトバンクの「ビジョン・ファンド」がエンタープライズ系テクノロジー企業に投資した数少ないケース。

  非公開企業のコヒシティは21日の発表資料で、現行水準の売り上げに基づいて年間の数値をはじき出す売上高のランレートが2億ドル(約220億円)余りと、2四半期前の1億ドルから増加したことを明らかにした。7月31日に終了した2018年度売上高のほぼ4倍に相当するという。同社は企業のさまざまなデータバックアップシステムをつなぐソフトウエアを手掛ける。

  13年に創業した同社は現在、欧州や中東、アフリカで国際的に事業を拡大。アジア太平洋地域への進出も計画している。

  モヒト・アロン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「新規株式公開(IPO)の判断は経済状況に左右される」と述べた上で、「ある時期に投資家は成長を求め、ある時期には収益性を求める。収益性を求めるなら、われわれは数四半期で到達することが可能だ」と語った。その上で、ソフトバンクからの支援を踏まえ、当社は金のためだけに上場を選択するつもりはないと説明した。

  ビジョン・ファンドは6月にコヒシティへの2億5000万ドルの投資を主導。エンタープライズ系テクノロジー企業への投資はわずか2件にすぎない。

原題:SoftBank-Backed Cohesity Hits $200 Million in Annualized Sales(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE