ユーロ危機彷彿とさせるイタリア債、財政不安やQE終了で-チャート

イタリアの債券利回りの動きを見て、7年前に起きたユーロ圏の債務危機を思い起こす投資家もいるだろう。初の予算編成に着手する連立政権は、9月に予算計画を発表するが、欧州連合(EU)の財政規律を順守しないのでないかとの不安が広がり、イタリア債相場は最近数週間にわたり動揺した。アバディーン・スタンダード・インベストメンツのマネーマネジャー、ルーク・ヒックモア氏は「2011年のソブリン危機は、イタリア国債のドイツ国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)が530ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)前後でピークアウトしたが、市場に脆弱(ぜいじゃく)さが感じられ、量的緩和(QE)も近く終了する今の局面は、投資家にとって非常に落ち着かない状況になり得るのではないか」と指摘した。

原題:Ghosts of the Euro-Area Debt Crisis Haunt Italy’s Bonds: Chart

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