トルコ、「政策金利引き上げ」と言わずに利上げー最終的に3ポイントか

  • レポ金利での供給停止、1週間で事実上1.5ポイントの利上げ
  • 後期流動性ウィンドー金利なら利上げ幅は3ポイントに

トルコ当局は通貨危機を収束させるため利上げをした。しかし中央銀行は「政策金利引き上げ」とは一言も言わない。

  当局は先週、指標のレポ金利(17.75%)での資金供給を停止し現在19.25%の翌日物貸出金利での借り入れを市中銀行に強いた。これは1週間で事実上1.5ポイントの利上げをしたことになる。翌日物の市場も閉鎖すれば借り手は金利20.75%の後期流動性ウィンドーを利用せざるを得ない。そうなると利上げ幅は3ポイントになる。

  ブルームバーグ・エコノミクスの中東担当チーフエコノミスト、ジアド・ダウド氏は、「全ての資金供給が翌日物貸出金利で行われているのでレポ金利はもはや意味がない」とした上で、 「中銀がここで止まるのか、それとも後期流動性ウィンドーを使ってさらに利上げをするかは興味深いところだ」と話した。

  中銀は、利上げに反対のエルドアン大統領の手前、正式に金利を引き上げることなくリラ下落に歯止めをかけようと苦慮している。

原題:Furtive Policy Puts Turkey on Road to 300 Basis-Point Rate Hike(抜粋)

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