中国:P2P融資業界巡る新たな調査を開始-数千のサイトが対象

  • 一部の企業を事業撤退に導くことで着実なリスク解消目指す
  • 業界で優良企業の生き残りがより確実になっているとアナリスト

中国は貸し手と借り手をインターネット上で結び付けるピア・ツー・ピア(P2P)融資を手掛ける数千のサイトを対象に新たな一連の調査を開始したことが、ブルームバーグ・ニュースの入手した文書で明らかになった。当局は引き続きP2P業界の浄化に取り組んでいる。

  網際網路金融風険専項整治工作領導小組が発行し、中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の署名もある13日付の文書によると、当局は一部の企業を事業撤退に導くことで着実なリスク解消を目指している。P2P企業の自己点検や地方金融当局による査察を含めた今回の調査の期限は今年末だという。

  華泰証券の金融アナリスト、陳姝瑾氏(香港在勤)は電話取材で、「規制が欠けていたため、業界にとっては良いことだ」と指摘。「政策の方向性から、今ではP2P業界で優良企業が生き残れることがより確実になっている」と述べた。

  中国の金融リスク抑制の取り組みがここ2年にわたりP2Pプラットフォームを圧迫してきたが、同国信用市場の逼迫(ひっぱく)などを受け、ここ数カ月間に1390億ドル規模の同業界への圧力が強まっている。公式データによると、中国のP2Pプラットフォームの登録ユーザー数は約5000万人。

中国は、数千のP2P融資サイトについて新たな調査を開始

(出所:Bloomberg)

原題:China Is Said to Start Fresh Round of Checks on P2P Lenders (1)(抜粋)

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