貿易戦争長引く公算、アジア通貨の底はまだ-ベテラン債券運用者

  • アジア新興市場資産の不確定要素は米中貿易紛争の展開
  • 中国と直接関係のあるアジア通貨全般について慎重さを増している
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国と中国の間の貿易戦争は長引き、アジア通貨はさらに深く落ち込む。30年以上の投資経験を持つルーミス・セイレスのポートフォリオマネジャー、リンダ・シュバイツァー氏はこう予想している。

  そうしたリスクを減らすため、同氏はアジア新興国通貨へのエクスポージャーを減らしてきた。「この貿易戦争が行き着くまでの間、不透明な期間が長期に及ぶだろう」と同氏は分析。「当社はアジア通貨から手を引いている」と語った。

  
  先週はトルコ危機が市場を揺るがせたものの、アジア新興市場資産にとっての不確定要素は引き続き米中貿易紛争だとルーミスやオッペンハイマーファンズはみている。

  シュバイツァー氏はアジア外貨建てポートフォリオをベンチマークと同等の水準にした。ファンダメンタルズの観点からインドネシアをオーバーウエートとしていたが、「貿易戦争の懸念が深刻化するのに伴い、中国と直接関係のあるアジア通貨全般について若干慎重さを増している」と説明した。

原題:Loomis Bond Veteran Cuts Bets on Asia FX in Trade War Hedge(抜粋)

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