中国の投資家、対マレーシア貿易赤字削減に貢献可能-マハティール氏

  • 北京でのイベントで発言-対マレーシア投資を呼び掛け
  • マハティール首相は80年代に提唱した「ルックイースト」政策を復活

マレーシアのマハティール首相は19日、中国の対マレーシア貿易赤字の削減に中国の投資家が寄与できると述べた。中国最大の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの馬雲会長と共に参加した北京でのイベントで、同首相はマレーシア政権交代後の投資に懸念を示した中国企業幹部からの質問に答えた。

  マハティール首相は鉄鋼生産などの産業で国内メーカーに打撃を与えることなく、現地の雇用と効率化につながる取引に前向きな企業は歓迎すると表明した。中国企業に対マレーシア投資を呼び掛けた同首相は、中国メーカーから学びたい考えだ。

マハティール首相

写真家:Nadirah Zakariya / Bloomberg

  マレーシアと中国の貿易額は昨年924億ドル(約10兆2100億円)。エレクトロニクスからパーム油、液化石油ガスなど多くの産品を中国に輸出するマレーシアが貿易黒字を計上。一方でマレーシアは中国から機械・機器などを輸入している。
  
  首相に今年返り咲いたマハティール氏は最近、日本の経済成長に学ぶため1980年代に自ら提唱した「ルックイースト」政策を復活させた。

原題:Chinese Investors Can Help Cut Trade Deficit, Mahathir Says (1)(抜粋)

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