米テスラ取締役会、株主とCEOのはざまで重大な岐路に直面

テスラの取締役会は、メンバーの多くが個人的に親密なマスク最高経営責任者(CEO)と株主への大きな責任の対応で重大な岐路に立っている。

  米紙ニューヨーク・タイムズによるマスクCEOのインタビューは、同氏の健康を巡る懸念を強め、株価へも大きく影響した。17日のニューヨーク株式市場では、テスラ株が終値ベースで8.9%安と約2年ぶりの大幅な下落率を記録した。インタビューでのマスク氏の睡眠薬「アンビエン」の服用や運転しながらのツイートに関する言及は、テスラ取締役会に同社の最高責任者で最大株主である同氏の監視強化を求めるきっかけとなっている。

  マスク氏を監視する上で問題となるのは、テスラの経営が同氏の唯一の仕事でないことだ。同氏は宇宙開発ベンチャー企業、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)の会長兼CEOであり、他にも2つの企業を創業している。

  サンタクララ大学のスティーブン・ダイアモンド准教授(法律学)は「マスク氏が4つの企業を同時に経営できないのは明白だ」と指摘した。

原題:Tesla Board Torn Between Service to Shareholders and Iconic CEO(抜粋)

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