Photographer: Cedric von Niederhausern/Bloomberg

【米国株・国債・商品】主要株価指数が続伸、米中貿易改善に期待

更新日時
  • テクハードウエア好調、ノードストロムはS&P銘柄で上昇率首位
  • 米国債は遅い時間に上げ削る、米中が11月の首脳会談視野に作業と伝
Photographer: Cedric von Niederhausern/Bloomberg

17日の米株式相場は続伸。薄商いの中、テクノロジー・ハードウエア機器株が好調に推移した。また、11月の米中首脳会談を視野に両国の当局者が作業を進めていると伝わり、貿易問題が解決に向かうとの楽観が広がった。一方、米国債はこの報道を受けて遅い時間に売られ、朝方の上昇分を大きく削った。

  • 米国株は続伸、テクノロジー・ハード機器好調-米中通商問題の解決を楽観
  • 米国債はほぼ変わらず、遅い時間に上げ削るー10年債利回りは2.86%
  • NY原油は続伸、新興国需要などへの懸念から週間では下落
  • NY金はほぼ変わらず、1オンス=1184.20ドルで終了

  主要3株価指数は全て、米中関連の報道後に上げ幅を拡大した。米中の当局者は貿易交渉の行程表をまとめようとしており、11月にトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の会談を実現させることを視野に進めていると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が両国の当局者の話として報じた。S&P500種株価指数は朝方の下げを埋め、週間ベースでも上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高い2850.13で終了。ダウ工業株30種平均は110.59ドル(0.4%)高の25669.32ドル、ナスダック総合指数は0.1%上げて7816.33で終えた。ニューヨーク時間午後4時42分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下し2.86%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が続伸。ドルの下落や銅相場の上昇、北海油田でのスト計画が背景。一方で新興国市場からの需要減速や米在庫増を巡る懸念が根強く、週間では下落し、7週連続のマイナスとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は45セント(0.7%)高い1バレル=65.91ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は40セント高の71.83ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%未満上昇し1オンス=1184.20ドルで終了した。

  S&P500種の構成銘柄では、米百貨店ノードストロムがこの日の上昇率1位。5-7月既存店売上高や通期業績見通しの良好が買い材料になった。

  ナスダック100指数は、半導体株を中心とした朝方の軟調から持ち直し小幅高。朝方は、エヌビディアやアプライド・マテリアルズが市場予想を下回る見通しを出したことが重しとなっていた。

原題:Stocks Gain on Tech Hardware Strength, Trade Hopes: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Drop Out of Daily Range Late in Session on WSJ Report
Oil Posts Longest Losing Run Since 2015 Amid Economic Fears

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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