テスラを投資家敬遠、マスク氏ツイートの混乱にたたみ掛ける悪材料

米電気自動車メーカー、テスラの株式「非公開化」を巡る混乱がますます暗い影を落とし、投資家のテスラ敬遠が深刻化している。

  17日の米市場でテスラ株は前日比で一時8.9%下げた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化を検討しているとツイートし市場を騒然とさせた7日以降では、18%余り下げている。

  そして新たな展開は、16日の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)インタビュー記事で訪れた。1株420ドルで非公開化することを検討しているとのツイートは、自ら運転して空港に向かう途中に自分でタイプしたもので、投稿する前には誰も見ていなかったと、マスク氏が涙目で語ったという。一方、米証券取引委員会(SEC)は、マスク氏と取締役会との意思疎通についてさらなる情報を求め、同社に圧力を強めているとされる。また、テスラがSECから召喚状を受け取ったとも報じられた。

  さらには、同社のセダン「モデル3」を巡っても活発な議論が続いている。

  エバコアISIのアナリスト、ジョージ・ギャリアーズ、アーント・エリングホースト両氏は16日のリポートで、非公開化を巡る混乱のさなかでもモデル3の生産はよどみなく続き、5000-6000台の安定した週間生産ペース到達に向け「順調に進んでいる」ようだと指摘した。ブルームバーグのモデル3トラッカーも、同様の進展を示唆している。 https://www.bloomberg.com/graphics/2018-tesla-tracker/

  一方、UBSのアナリスト、コリン・ランガン氏はモデル3に関し、3万5000ドルの基本仕様モデルは販売1台につき約6000ドルの損失が生じる見通しだと述べた。テスラは現在、ウェブサイトで基本仕様モデルを販売していない 。

原題:Tesla Loses Shine as Musk’s Tweet Saga Gets Worse and Worse(抜粋)

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