プラザ合意で苦しんだ日本に学べー米国との協議巡り中国メディア主張

  • 「米政府は常に繰り返し、スケープゴートを探している」-新華社
  • 日本政府と日本企業の教訓、「学ぶ価値がある」-新華社

米中両国が通商協議再開に備える中で、1985年の「プラザ合意」で米国側の要求を受け入れた日本が経済的苦境に陥ったことを忘れるべきではないとする記事を中国国営の新華社通信が配信した。

  17日の新華社電は、プラザ合意後の急速かつ急激な円高・ドル安と国内政策の誤りで日本はその後「失われた10年」を経験することになったと指摘。80年代初めの米輸出企業によるロビー活動に触れたこの記事は「通貨と国際貿易はグローバルな経済問題というだけでなく、国内の政治問題でもある」と主張。「貿易不均衡の根本的問題を解決することができないにもかかわらず、米政府は常に繰り返し、スケープゴートを探している」と記した。

  記事はプラザ合意後の為替介入で貿易不均衡はある程度是正されたが長くは続かず、その間に日本企業は生産を国外に移し、イノベーション(技術革新)を起こして世界的な競争力を高めたと分析。「変化しつつある状況に不適切な対応をして国内経済に深刻な影響を招いた日本政府、そして困難に直面して積極的に調整を行った日本企業の教訓は、学ぶ価値がある」と論じた。

原題:Chinese Media Warns of Japan’s Plaza Accord Lessons (Correct)(抜粋)

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