アドレナリン自己注射薬「エピペン」に初の後発品-高額で批判

  • 米食品医薬品局がテバのジェネリックを認可
  • マイランは2年前の大幅値上げで患者や米議員の批判浴びる

Photographer: Daniel Acker / Bloomberg

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急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬「エピペン」が20年以上前に認可されてから初めてジェネリック(後発薬)と競合することになった。エピペンは高価格で広く批判を浴びている。

  米食品医薬品局(FDA)は16日、イスラエルのテバファーマスーティカル・インダストリーズが数年前に申請したエピペンのジェネリック(0.15mgおよび0.3mg)の販売を認可した。米マイランは注射器の仕様の違いで患者が混乱しかねないと主張し、テバとの競争を回避しようとしていた。しかしFDAは、テバの注射器はエピペンと全く同じではないが、薬局で完全に代替可能だろうと指摘した。

  かつてエピペンで年間約10億ドル(約1100億円)を売り上げたことがあるマイランは、今回のFDA承認前は直接競合する相手がほとんどいない状態だった。ブルームバーグ・インテリジェンスの集計データによると、米国で処方されるアドレナリン自己注射薬のマイランの市場シェアは7月時点で約75%で、2017年とほぼ同水準だった。

  マイランは2年前、2本入りのエピペンの価格を600ドルに値上げし、患者や米議員から批判を浴びていた。同社が07年にエピペンの権利を取得した際、1本当たりのコストは約57ドルだった。

原題:EpiPen Gets First Generic Rival After Furor Over High Price (2)(抜粋)

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