米アプライド:8~10月売上高見通しはアナリスト予想下回る

  • 「顧客支出に短期的な調整」みられるとディッカーソンCEO
  • アプライド株は時間外取引で一時3%下落-ラムリサーチも安い

半導体製造装置最大手、米アプライド・マテリアルズの8ー10月(第4四半期)売上高見通しはアナリストの予想を下回り、半導体市場がピークに達したとの懸念が強まった。

  16日の発表資料によると、8ー10月期の売上高は38億5000万-41億5000万ドル(約4270億-4600億円)となる見込み。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は44億5000万ドルだった。

  ゲーリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「顧客の支出に短期的な調整が見られている」と指摘した。同CEOは電話会議で、一部の顧客が支出を削減しているが、同社および業界全体としては幅広い需要や過去のサイクルよりも規律のある投資による恩恵を受けていると説明した。

  決算発表を受け、アプライドの株価は時間外取引で一時3%下落。通常取引終値は47.43ドルだった。2016年に73%、17年には58%上昇したが、今年の年初来騰落率はマイナスとなっている。売りは他の半導体製造装置銘柄にも波及し、ラムリサーチは1.9%安。

  半導体メーカー各社はこの4年間で新たな設備に多額の資金を投じてきたが、構築済みの生産能力に見合う需要があるかどうかを見極めるため、さらなる製造装置の購入は抑えようとしている公算が大きい。アプライドが示した見通しは、4年に及ぶ半導体需要の拡大が鈍化し始めたとの懸念を強める可能性がある。

  5-7月(第3四半期)の1株利益は一部項目を除いたベースで1.20ドル。売上高は19%増の44億7000万ドルとアナリスト予想平均をやや上回った。

原題:Applied Materials Falls on Outlook as Customers Cut Spending (1)(抜粋)

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