ラファージュホルシム部門売却、太平洋セメなどアジア勢関心-関係者

  • スイスのラファージュホルシムはインドネシア部門の売却先を探す
  • セメン・インドネシアやYTLも買収提案を検討

スイスのセメントメーカー、ファージュホルシムのインドネシア部門売却にアジアの資産家や太平洋セメントなど同地域の競合会社が関心を示していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報は部外秘であるとして匿名で語った同関係者によると、マレーシアの実業家フランシス・ヨー氏率いるインフラ開発会社YTLやインドネシアのセメント最大手セメン・インドネシアなどが買収提案を検討している。独ハイデルベルクセメントの現地部門インドセメント・トゥンガル・プラカルサも月内が期限の第1ラウンドでの買収案提示を考えおり、インドネシアの資産家アンソニー・サリム氏の複合企業サリム・グループも関心を示しているという。

  関係者によれば、ラファージュホルシムはインドネシア部門について最大20億ドル(約2200億円)での売却を目指している。ただ協議は初期段階にあり、こうした企業が買収提案に向けた手続きを進める決定を下すかどうかは定かでないという。同社の広報担当者はコメントを控えた。

  YTLの担当者は電子メールでの問い合わせに今のところ回答していない。インドセメントの担当者はまだ状況を検討中だと説明。サリム・グループの担当者はコメントしていない。 太平洋セメントのIR広報グループ、上野豊佳氏は「環太平洋、アジア中心に成長していくため、案件あれば随時検討していく」と述べた。セメン・インドネシアの担当者は今回の取引について正式な情報はないとし、それ以上のコメントは控えた。

原題:Asian Tycoons Said to Vie for Up to $2 Billion LafargeHolcim Arm(抜粋)

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