JDドットコム:4-6月は大幅赤字-事業拡大で支出膨らむ

  • 技術や物流関連投資が見通しに影響与える可能性と指摘
  • 中国テクノロジー業界に対するセンチメントさらに悪化も

中国の電子商取引会社JDドットコム(京東)の4-6月(第2四半期)決算は大幅な赤字となった。支出の増加が響いた。中国の電子商取引市場で競争が厳しさを増す中、技術や物流関連の投資が今年残りの期間の利益見通しに影響する可能性があるとしている。

  4-6月期の継続事業による純損失は22億元(約350億円)と、赤字額はアナリスト予想の約8倍に膨らんだ。7-9月(第3四半期)の売上高については1045億-1090億元との見通しを示した。このレンジの上限はアナリスト予想平均をやや下回った。

  前日にはテンセント・ホールディングス(騰訊)が13年ぶりの減益決算を発表し、中国のテクノロジー企業に対するセンチメントが悪化していた。国内外の市場で野心的な事業拡大計画を進めるJDドットコムは、東南アジアと西側諸国で米アマゾン・ドット・コムと競合、本国ではアリババ・グループ・ホールディングや拼多多(PDD)との競争が圧力となっている。

  JDドットコムの株価は1月に過去最高値を記録してから3割余り下落。同社の米国預託証券(ADR)は16日、1.2%安で終了した。

原題:JD.com Losses Surge Alongside Soaring Spending on Expansion (1)(抜粋)

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