テンセントを「売り」判断した逆張りアナリスト、目先見通し楽観せず

中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)の業績が近く回復すると考えるべきではない。そう指摘するのは、2カ月前に金融業界で唯一テンセントの投資判断を「売り」とし、同社の不振を予想したアナリストだ。

  ABCIセキュリティーズのスティーブ・チョウ氏は、ブルームバーグの調査に応じたアナリスト52人の中で唯一、テンセントに対してネガティブな見通しを示していた。他のアナリストは当時、そして現在でも投資判断は「買い」相当だ。中国当局によるゲーム規制や予想外の減益決算などが影響し、テンセントの株価は過去1週間に18%下落した。

  チョウ氏は16日付の新たなリポートで、テンセントの投資判断を「ホールド」に引き上げた。目標株価は340香港ドル。

  チョウ氏は「低調な四半期決算は、ゲーム事業が問題を抱えていることを示した。規制の影響もあるし、消費者がショートビデオなど他のプラットフォームに時間を費やしていることも背景にある」と指摘。「テンセントは新しいゲームやライブストリーミングのプラットフォームに取り組んでいるが、マイナスの影響を弱めることはできても、反転させることはできない」と続けた。

原題:Lone-Wolf Analyst Who Advised Selling Tencent Isn’t Optimistic(抜粋)

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