イタリア:ソブリン債と銀行の負の連鎖、切れればそれも悪いニュース

欧州ではソブリン債と銀行の「負の連鎖」が恐れられているが、それが切れることもまた、悪いニュースだ。

  イタリアの銀行は、同国の政治的リスクなどが理由で自国国債の購入に後ろ向きになる可能性がある。ゴールドマン・サックス・グループのマッテオ・クリメラ氏は15日のリポートで、「国内の金融機関がソブリン債の安定した需要源であり続けるかどうかは疑問だ」と指摘した。

  トルコ感染症が世界の資産に伝播する中でイタリアの10年債利回りが今週4年ぶり高水準に近づいたことを考えると、これは憂慮すべきことだ。

  「イタリア国債の『限界的買い手』の必要性は高まるだろう。特に政府が財政支出を大きく拡大するならなおさらだ」とクリメラ氏は指摘。「国内銀行がその役割を果たしたがらなければ、需要不足に陥る恐れがある」と記述した。


原題:Goldman Frets a Huge Shift in Italian Debt Market Is Looming(抜粋)

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