Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

報酬だけでない金融「ガラスの天井」-女性は不祥事でやり直しきかず

  • 不祥事に関与した女性が職を失う可能性は男性より20%高い
  • 新たな職を見つける可能性は逆に30%低いことが調査で示された

女性のファイナンシャルアドバイザーが不祥事に関与した場合、男性よりも厳しい扱いを受ける現状が、イングランド銀行(英中央銀行)のスタッフブログに掲載された調査結果で明らかになった。

  法的決着を伴う顧客とのトラブルや内規・規制への違反、犯罪行為に関与した女性が職を失う可能性は男性より20%高く、その後新たな職を見つける可能性は逆に30%低い。マーク・イーガン氏らゲストライターが、15日のブログへの投稿で指摘した。女性のマネジャーが極めて少ない会社では、男女の格差が特に顕著だという。

  調査を行った専門家らは「ファイナンシャルアドバイザリー業界は、男性にやり直しの機会を与えることに前向きだが、女性アドバイザーは同程度あるいはそれほど重大でない過失でも業界から追放される。男女間の処分格差の影響は手痛い打撃を伴って長く残り、女性が金融業界で直面する『ガラスの天井』の一因にもなり得る」と分析した。

  不祥事に関与した男女の扱いの違いは、米国のファイナンシャルアドバイザリー業界で働く120万人余りを対象に2005年から15年にかけて実施されたキャリア(職歴)追跡調査の結果で示された。

Behaving Badly

Women are more likely to leave the financial industry after misconduct

Source: Bank of England staff blog

原題:Not Just the Pay Gap - Women Experience ‘Punishment Gap’ Too(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE