米韓FTA改定、発効しない可能性-米自動車関税導入なら

  • 韓国与党の院内代表:自動車税賦課なら韓国国会はFTA批准困難に
  • 米国の他の貿易相手国・地域も展開を注視、2者協議入りに影響も

トランプ米政権が検討している自動車輸入関税が、今年再交渉が行われた米韓自由貿易協定(FTA)の改定を阻む可能性がある。

  米韓両国は今年3月、FTA改定で合意したが、まだ正式発効には至っていない。韓国の与党「共に民主党」の院内代表を務める洪永杓(ホン・ヨンピョ)氏は、米国が国家安全保障上の理由で韓国車に新たな関税を賦課すれば、韓国国会はFTAを批准できないだろうと発言。再交渉の際、自動車に関する米国の要求のほとんどに韓国が応じたにもかかわらず、米国が自動車輸入関税を賦課すれば「全く道理に反する」と指摘した。野党や少数党に加え、韓国主要紙の論説もこうした見解に同意している。

  米国の他の貿易相手国・地域も展開を注視しており、米韓FTA改定を台無しにするような動きがあれば、各国・地域は米国との2者協議入りにちゅうちょする公算が大きい。

Export Engine

South Korean exports to the U.S.

Source: Korean International Trade Association.

原題:Trump’s Auto Tariffs Could Torpedo His Revamped Korea Trade Deal(抜粋)

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