【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • テンセント・ショック、トルコ防衛とカタール援軍、テスラにSEC
  • 決算堅調のメーシーズ株急落、銅が弱気相場入り
Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg
Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg

世界のゲームコンテンツ市場は2017年で推定10兆8964億円(ファミ通ゲーム白書2018)。巨大な産業にサプライズが生じればソフト開発・配信からゲーム機、半導体メーカーへと広く波及し、世界の株式市場に衝撃が走ります。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

テンセント・ショック

中国テンセント・ホールディングス(騰訊)の4-6月(第2四半期)決算は、市場予想に反して減益だった。同社の米国預託証券(ADR)は一時、前日比10%急落。先月の米フェイスブックに続き、世界的な株安を引き起こした。米株式市場のナスダック総合指数は1.2%安で引けた。事情に詳しい関係者によると、中国は政府機関間の権限見直しに伴い、新たなゲームの認可を凍結。こうした動きはテンセントにとって一段の圧迫材料となる。

トルコ・リラ防衛と援軍

トルコ政府は通貨リラを支える次の手を打った。米国からの輸入品への追加関税賦課を発表し外交上の争いが激しくなる中で、スワップおよび類似取引の制限措置を強化し、リラの空売り阻止に動いた。またカタールのタミム首長は、トルコのエルドアン大統領とアンカラで会談し、150億ドル(約1兆6600億円)の直接投資を約束した。これを受けてリラは一段と上昇した。

SECが召喚

米証券取引委員会(SEC)はテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による株式非公開化の取り組みを巡り、同社に召喚状を送付した。テスラ非公開化の案件はまた、米国家安全保障当局の承認が必要になる公算が大きい。トランプ大統領は今週、外資による米企業買収を審査し、場合によっては阻止する権限を拡大する法案に署名した。同社株は2.6%安で15日の通常取引を終えた。

決算堅調でも

米百貨店メーシーズの5-7月(第2四半期)決算は堅調な内容となったが、勢いを維持するためのコストが懸念され、株価は16%急落。売りは小売株全般に広がった。消費者がオンラインショッピングの傾向を強める中で、従来型の小売業者に対する市場の悲観的な見方が変わっていないことが示された。

弱気な銅

銅相場が15日、弱気相場入りした。トルコの金融危機と米中貿易摩擦が世界の経済成長を阻害するのではないかとの懸念が広がった。ロンドン金属取引所(LME)の銅(3カ月物)は午後5時52分(日本時間16日午前1時52分)現在、4%安の1トン=5801ドル。6月に付けた7332ドルの高値から20%超の下げとなり、弱気相場入りの一般的な定義を満たした。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門でも銅は弱気相場入りした。


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