Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

トルコ政府、リラ空売り阻止に動くー米製品に追加関税を賦課

  • スワップおよび類似の取引を株主資本の25%未満に制限
  • リラは一時7%上昇、イスタンブール時間午後0時19分現在は3.3%
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

トルコ政府は通貨リラを支える次の措置を打ち出した。米国からの輸入品への追加関税賦課を発表し外交上の争いが激しくなる中で、スワップおよび類似取引の制限措置を強化し、リラの空売り阻止に動いた。

  銀行業規制監督庁は銀行によるスワップおよび類似の取引を株主資本の25%未満に制限すると発表、これまでの50%の半分とした。政府はこれに先立ち、米国からの輸入品に対する追加関税賦課を公表していた。

  トルコのエルドアン大統領は拘束している米国人牧師の釈放を求めるトランプ米大統領の圧力に抵抗している。トルコの裁判所は15日、アンドルー・ブランソン牧師の自宅軟禁を解くことを求めた申し立てを却下した。

  当局は13日、銀行の株主資本の50%をスワップ取引の上限として設定していた。トルコ中央銀行は同日、金融安定に必要なあらゆる措置を取ると表明したものの、利上げに踏み込む様子はない。

  スワップ制限強化を受けてリラは15日に一時7%上昇。イスタンブール時間午後0時19分現在は3.3%高の1ドル=6.1494リラ。

原題:Turkey Limits Banks’ Ability to Short Lira as U.S. Spat Worsens(抜粋)

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