ゴールドマン株主が集団訴訟、地裁判事が認定ー危機以前のCDO販売

ゴールドマン・サックス・グループの株主は同社に対して約130億ドル(約1兆4460億円)の損害賠償を求めている訴訟について、集団訴訟(クラスアクション)として手続きを進めることが認められた。金融危機以前にゴールドマンが高リスク住宅ローンに連動する投資商品を販売した際、利益相反を開示せず資金を詐取されたと、株主らは訴えている。

  ニューヨーク市マンハッタンにある連邦地裁のポール・クロッティ判事が株主らの求めに応じ、集団訴訟として扱うことを認定した。ゴールドマンは金融危機以前の債務担保証券(CDO)の組成・販売で投資家を欺いたとして2010年に米証券取引委員会(SEC)に5億5000万ドルを支払うことで和解し、問題とされる投資商品の販売を巡るこれ以上の法的責任の回避に努めてきたが、同判事の決定は打撃になる。

  今回の訴訟では、ゴールドマンが07年に組成・販売したCDOなどが問題とされた。アーカンソー州教職員退職年金基金を含む投資家は、ゴールドマンは顧客の利益に直接反する行動を取っており、このCDOに関する説明は虚偽であり誤解を招くものだったと主張している。

  ゴールドマンの広報担当マイケル・デュバリー氏はコメントを控えた。

原題:Goldman Sachs Investors Win Right to Sue as Group Over CDOs (1)(抜粋)

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