Photographer: DANIEL ACKER

タペストリー、バッグ販売で中国に照準-かつての主要製造拠点

  • 中国で生産するバッグは現在3-4%にとどまる-ルイスCEO
  • アジアの自社事業の管理権強化に向けた措置を講じている

タペストリーは自社のハンドバッグとブーツでアジア制覇を狙っている。

  「コーチ」「ケイト・スペード」「スチュアート・ワイツマン」といったブランドを傘下に持つタペストリーは成長著しいアジアで自社事業の管理権強化に向けた措置を講じている。この地域では製品を流通・販売する現地事業を同社が所有していないケースもある。同社は中国南部のスチュアート・ワイツマン事業に加え、シンガポールとマレーシア、オーストラリアのケイト・スペード事業を取得するための合意書に署名している。
  
  タペストリーのビクター・ルイス最高経営責任者(CEO)は14日のインタビューで、「今年度の最優先課題は中国だ。販売経路を再び手中に収める」と述べた。

  中国本土と香港、マカオの事業はケイト・スペード買収前の2017年6月期にタペストリー売上高全体(44億9000万ドル=約5000億円)の約14%を占めた。タペストリー傘下のコーチは09年にマカオや韓国などアジアで同社代理店からの同ブランドの小売事業買い取りを開始している。

  数年前、コーチは中国をハンドバッグの販売先ではなく製造のハブと見なしていた。11年には中国で生産されるコーチのアクセサリーは全体の約85%に達していた。その後、同社は徐々に生産を東南アジアやインドの工場に移管。現在、タペストリーがコーチやケイト・スペードのブランド名で販売するバッグのうち中国で生産されているものは3-4%にすぎないと、ルイスCEOは説明した。

原題:Tapestry Now Sees China as Key Market, Not Factory, for Bags (1)(抜粋)

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