Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

トルコ危機波及でインドネシア中銀の決定微妙に-利上げ説浮上

  • 大半のエコノミストは5.25%に据え置きを予想-BN調査
  • 最近のルピア安は政策金利引き上げの可能性を高める可能性-ING
Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

新興市場を覆うボラティリティーの波を受け、インドネシア銀行(中央銀行)が15日の政策決定会合で追加利上げを決めるとの見方が出てきた。エコノミストらは予断を許さないとみている。

  インドネシア中銀は5月半ば以降3回にわたり計1ポイントの利上げを行い、インドネシア・ルピア相場の安定を図ってきており、今回の会合での据え置き予想は順当のように思われていた。ところがトルコ・リラが先週大きく下落し、新興市場への影響波及が懸念され状況は一変。ルピアは再び脚光を浴びる形となり、中銀は通貨安に歯止めをかけるための介入強化を余儀なくされた。

  ブルームバーグ調査では依然として大半のエコノミストが政策金利である7日物リバースレポ金利が5.25%に据え置かれると予想する一方、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチや野村ホールディングスのエコノミストは年内の追加利上げを見込んでいる。

  INGグループのシニアエコノミスト、ジョーイ・キュエケン氏(マニラ在勤)は、「最近のルピア安は政策金利引き上げの可能性を高める可能性がある。インドネシア中銀の市場介入が成功してルピア相場が安定すれば、利上げは先送りされるだろう。われわれは現時点で据え置き見通しを変えていないが、確信の度合いはやや後退している」と語った。

原題:Indonesia Rate Decision a Close Call as Turkey Rout Spreads (1)(抜粋)

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