香港金融管理局が通貨ペッグ防衛-3カ月ぶり香港ドル買い介入

更新日時
  • 香港ドルが許容変動幅の下限、21億5900万香港ドル規模の介入
  • 香港と米国の金利差拡大でキャリートレードが活発化

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は香港ドルが許容変動幅の下限に下げたことから香港ドル買い介入を実施した。米ドルとのペッグ制維持が目的で、介入は3カ月ぶり。

  HKMAはニューヨーク時間14日の取引時間帯に21億5900万香港ドル(約306億円)規模の介入に動いた。ブルームバーグ端末のHKMA画面が示した。前回介入が実施されたのは5月18日。香港ドルは現地時間15日午前7時38分(日本時間同8時38分)現在、1米ドル=7.8499香港ドルで、許容変動幅(7.75-7.85香港ドル)の下限に近い水準にある。

  香港と米国の金利差拡大でキャリートレードが活発化し、資金流出と香港ドルの下落につながっている。今月発表された香港の4-6月(第2四半期)の域内総生産(GDP)は予想に反して前期比マイナスだった。

  HKMAが今年これまでに実施した香港ドル買い介入は700億香港ドル。介入は米金融政策への追随を背景に超低金利を享受する香港の流動性を引き締める効果もある。

原題:HKMA Intervenes to Defend Currency Peg for First Time Since May(抜粋)

(3段落目以降に介入の背景などを追加して更新します.)
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