スルガ銀行株が6年超ぶり安値、金融庁が一部業務停止検討の報道

  • 株価は一時771円まで値下がり-2012年6月27日以来の安値
  • 経営陣刷新、今期下方修正のリスクシナリオも想定と佐藤アナリスト
Photographer: ROBERT GILHOOLY/Bloomberg

スルガ銀行株が下落、6年超ぶりの安値を付けた。金融庁が一部業務停止命令を検討との報道を受けて取引開始から売りが先行している。

  売り気配後に取引が成立した株価は一時、前日比40円(4.9%)安の771円まで下がった。2012年6月27日以来の安値になる。午前9時35分現在で23円(2.8%)安の788円。シェアハウスを巡る融資問題で金融庁がスルガ銀に対し不動産融資業務の一部停止命令を出す検討に入ったと共同通信は14日夕に報じた。年明けに2500円超だった株価はシェアハウス問題表面化後にほぼ一本調子で下げている。

  このほかスルガ銀は14日、顧客の定期預金を解約するなどで社員が約1億6500万円を流用したことを明らかにしていた。これを含めてSMBC日興証券の佐藤雅彦アナリストはスルガ銀について「預貸金の残高流出は当面続く」と予想、金融庁による一部業務停止命令や経営陣刷新、今期収益下方修正といったリスクシナリオが想定されると指摘していた。スルガ銀広報担当者は共同通信報道へのコメントを控えた。

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