ヘッジファンド、7月は小幅プラス-商品先物戦略が足引っ張る

  • イベントドリブン型はプラス0.64%-戦略別で最良パフォーマンス
  • リターンは年初来でほぼ変わらず-米主要株価指数に後れ取る

ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベースによると、7月のヘッジファンドのリターンはプラス0.31%だった。イベントドリブン型のプラスが商品先物戦略のマイナスに相殺された。

  リターンは6月のマイナスから7月にプラスに転じたが、年初来でほぼ変わらずと、米主要株価指数に後れを取っている。

  企業イベントからリターン獲得を目指すファンドは7月にプラス0.64%で、戦略別で最良のパフォーマンスを挙げた。 一方、最も悪かったのはCTA/マネージド・フューチャーズ戦略でマイナス0.59%だった。

期間別の運用成績は以下の通り。

7月0.31%
年初来0.01%
12カ月4.51%

              
  ブルームバーグ・マンデーツ2018サーベイによると、投資家の約46%は18年にグローバルマクロ戦略のアウトパフォームを予想。ただ、ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベースによれば、同戦略の年初来リターンはマイナス1.51%と、戦略別で2番目に低いパフォーマンスと苦戦している。新興市場株式のサブ戦略はさらに悪く、年初来でマイナス4.68%。調査対象の3分の1余りは今年のアウトパフォームを予想していた。

戦略別の運用成績は以下の通り。

期間CTA /マネージド・フューチャーズ株式ヘッジイベントドリブン債券ディレクショナル
7月-0.59%0.63%0.64%0.59%
年初来-4.52%0.79%3.12%1.39%
12カ月3.09%6.97%5.46%3.66%
期間債券レラティブバリューマクロマルチ戦略
7月0.53%-0.14%0.11%
年初来2.20%-1.51%-1.11%
12カ月4.44%0.67%1.13%

出所:ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベース
             

  • 備考:全てのデータは配当の再投資を含むトータルリターン。7月が最新のデータで、8月のデータは9月12日ごろ利用可能
  • 備考:「株式ヘッジ」はブルームバーグ独自の呼称。ここに含まれる最大のファンド戦略は株式ロング・ショートとロング・バイアス・ヘッジファンド
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原題:Hedge Funds Posted Modest Gain for July as Managers Struggled(抜粋)

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