Photographer: Ismail Ferdous/Bloomberg

銅が弱気相場入り、トルコ危機と米中貿易摩擦巡る懸念で

更新日時
  • LMEで銅は4営業日続落、約1年ぶりの安値
  • NYのCOMEXでも弱気相場に突入、供給不安緩和も材料
Photographer: Ismail Ferdous/Bloomberg

銅相場が15日、弱気相場入りした。トルコの金融危機と米中貿易摩擦が世界の経済成長を阻害するのではないかとの懸念が広がった。

  ロンドン金属取引所(LME)の銅(3カ月物)は午後5時52分(日本時間16日午前1時52分)現在、4%安の1トン=5801ドル。6月に付けた7332ドルの高値から20%超の下げとなり、弱気相場入りの一般的な定義を満たした。銅は4営業日続落し、この1年余りで最安値となった。

  15日の下落は、中国の幅広い相場下落がきっかけとなった。同国では直近の指標が経済の悪化を示し、人民元が下げた。さらに、トルコ危機で投資家が資産をドルに避難させる中、米中貿易摩擦で経済成長が阻害され、資源需要が圧迫されるのではないかとの懸念が強まり、銅の下げは加速した。

  またチリにある世界最大の銅鉱山でBHPビリトンと労働組合が新たな賃金提案で合意し、供給不安が緩和されたことも材料となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門でも銅は弱気相場入りした。銅先物9月限は4.5%安の1ポンド=2.56ドル。これは6月8日の終値3.30ドルを20%余り下回る。

原題:Copper Tumbles Into Bear Market Amid Dollar Gain, Trade-War Woes(抜粋)

(弱気相場入りなどを追加して更新します.)
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