インドネシア、通貨下落阻止を図り輸入制限計画-原油など対象

  • 資本・消費財の輸入抑制、バイオ燃料利用加速で原油購入減らす
  • ルピアは今年アジアで最もパフォーマンスの悪い通貨の一つ

インドネシア政府は自国通貨の下落を食い止めるため、資本財と消費財の輸入を制限するほか、バイオ燃料の利用を加速して原油購入を減らす計画だ。

  ムルヤニ財務相は閣議後にジャカルタで記者団に対し、オンラインストアで購入される商品の輸入を制限し、可能な限り国内製品で代替することを推進すると述べた。また、ナスティオン調整相(経済)によれば、パーム油のバイオディーゼルの20%混合義務付けを適用する分野を広げる規制にジョコ大統領が15日までに署名する。これによって今年の原油輸入を約23億ドル(約2600億円)相当減らせる可能性があるという。

  ムルヤニ財務相によれば、自国経済にとって戦略的と見なさない製品の輸入に7.5%の税を課す計画。また、国営の石油精製会社プルタミナと電力会社PLNに対して資本財の輸入見直しを要請する。両社は資金手当てが済んでいないインフラプロジェクトについては延期しなければならないほか、両社からの資本財輸入の申請は、向こう半年間または収支が改善するまで処理を全て保留する。

  新興市場国資産売りが1月後半に始まって以降、インドネシア・ルピアはアジアで最もパフォーマンスの悪い通貨の一つとなっている。同国10年債利回りは今年に入って急上昇し、8%を上回った。株式市場でもジャカルタ総合指数が年初来で9%下げている。

原題:Indonesia to Impose Import Curbs to Halt Currency’s Slide (1)(抜粋)

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