トルコ主要経済団体、危機収拾を政府に要求ー中銀には利上げ促す

  • TOBB、TUSIADの2団体が共同声明発表
  • 財政・金融政策の引き締め、欧米との関係改善呼びかけ

トルコの経済界を代表するロビー団体や銀行は、エルドアン政権と同国中央銀行に対し、通貨危機による経済への打撃を抑えるよう働き掛けを強めている。

  主要2団体は14日、歳出削減と欧州連合(EU)との関係改善、米国との対立収拾を政府に求めた。トルコは2016年7月のクーデター未遂事件を支援したとして米国人牧師を拘束しており、この問題が米国との争点となっている。

  トルコ商工会議所連合(TOBB)、トルコ実業家・企業家協会(TUSIAD)は共同で声明を発表し、「現在の状況が実体経済への恒久的な打撃とならないよう」、政策担当者は数々の措置を講じる必要があると主張。「企業は政府政策の成功に向け、支援を提供する決意だ」と続けた。

  政策担当者が市場の混乱を抑えられないことに、トルコの経済界や銀行界から不満が相次いでいる。イスタンブール時間14日午前11時55分現在、トルコ・リラは前日比5.4%高の1ドル=6.5339リラと反発。中銀が経済界の要求に屈して利上げに踏み切るとの臆測が背景にある。経済団体はまた、7月に16%近くに上昇したインフレ率を恒久的に1桁台に戻すため、明確な計画を打ち出すことも政府に求めている。

原題:Turkish Companies Join Banks Pressing Erdogan to Contain Turmoil(抜粋)

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