中国:7月の工業生産や投資が予想に届かず-貿易摩擦激化の中

更新日時
  • 工業生産は前年同月比6%増、予想6.3%増
  • 1-7月の固定資産投資は5.5%増-予想6%増

7月の工業生産など中国の経済指標は市場予想に届かなかった。貿易摩擦の激化が先行きに影を落としている。

  国家統計局が14日発表した7月の工業生産は前年同月比6%増。ブルームバーグがまとめた市場予想は6.3%増だった。

  7月の小売売上高は前年同月比8.8%増加。市場予想は9.1%増。1-7月の都市部固定資産投資は前年同期比5.5%増と、データがさかのぼることができる1999年以降で最低の伸び。予想は6%増だった。

  政策担当者が米国との貿易対立の長期化に備える中、中国経済は勢いを失いつつある。当局者は中小企業への融資を増やし、インフラ投資支援を拡大すると表明したが、そうした措置が成長面で効果を上げ始めるには時間がかかりそうだ。

Sliding Economy

Retail sales and investment slowing, output growth flat

Source: National Bureau of Statistics

  AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・オリバー氏(シドニー在勤)は「全てが予想をやや下回った」と指摘。「昨年始まったシャドーバンキング(影の銀行)の融資抑制と米国との貿易摩擦を巡る不確実性が影響しているのは明らかだ。さらなる刺激策の根拠となる」と語った。
  

原題:China Growth Momentum Stalls as Trade War Turns Real for Economy(抜粋)

(4段落目以降にコメントなどを追加して更新します.)
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