FBI、「反トランプ」メッセージの捜査官を解任

トランプ大統領

Photographer: Al Drago/Bloomberg

米連邦捜査局(FBI)は、ピーター・ストローク捜査官(48)を解任した。同氏が大統領選挙中にトランプ氏について批判的なテキストメッセージを同僚に送っていたことを理由に、ロシア介入疑惑捜査の中立性を巡る議論が活発になっていた。

  トランプ大統領は解雇のニュースに即座に反応し、「ピーター・ストローク捜査官がつい先頃FBIに解任された。やっとだ」とツイート。「FBIと司法省の悪人リストは長くなる一方だ。ストローク捜査官が魔女狩りを任されていた事実に基づき、捜査は取りやめられるだろうか? これは完全なでっち上げだ。癒着はなく、妨害もない。私はただ反撃する」と表明した。

  一方、ストローク氏解任を13日明らかにしたアイタン・ゴールマン弁護士は、「この決定は全ての米国民が深刻に懸念するべき問題だ。長期にわたる調査と複数回に及ぶ議会での証言でも、ストローク特別捜査官の個人的見解が業務に影響したと裏付ける証拠は全く出なかった」との声明を出した。

ピーター・ストローク氏(米下院での証言で、7月12日)

Andrew Harrer / Bloomberg

  トランプ氏と共和党議員らは、ストローク氏が2016年当時、トランプ氏を批判するメッセージを元FBI弁護士のリサ・ページ氏と携帯電話でやり取りしたことを取り上げ、ロシア捜査を批判していた。

  同捜査を率いるモラー米特別検察官は、こうしたメッセージの存在が明るみに出た後、ストローク氏を捜査チームから外した。一方、ページ氏は今年すでにFBIを去っている。

原題:FBI Fires Agent Strzok Whose Anti-Trump Texts Sparked an Uproar(抜粋)

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