Photographer: Chris McGrath/Getty Images Europe

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • トルコ・ショック波及、トルコ・リラの下げ続く、テスラ資金確保
  • 鴻海決算は予想外の減益、ネットフリックスCFO退任

アルゼンチンが予想外の大幅利上げに踏み切るなど、トルコ・ショックの「感染」に金融当局から市場までが神経をとがらせています。その一方、イスタンブールではルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスといった高級品店の外に、リラ急落で割安になったブランド品を求めて外国人が列を作っています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

マニック・マンデー

トルコ発の金融不安は新興市場全般に波紋を広げている。南アフリカ共和国ではランドのインプライドボラティリティー(1カ月)が急伸。アルゼンチンではペソが売りを浴び、国債市場では100年債利回りが10%に到達した。同国中銀は7日物主要金利を5ポイント引き上げ、45%に設定。ブラジル・レアルも下げた。アナリストの中にはただ、トルコ問題が当分終息しない可能性があるとしても、新興市場資産との相関性は近く薄れるだろうとの見方も多い。

「経済攻撃」を防衛

トルコ中央銀行は「必要なあらゆる措置を講じる」と表明し、金融システムを支える措置を初めて発表したものの、一部アナリストらは不十分と判断。トルコ・リラは下げ止まっていない。エルドアン大統領はテレビ演説で、最近のリラ安は同国に仕掛けられた経済戦争の一環であり、経済的な根拠はないと国民に語った。トルコ司法当局は、同国に関する批判は「経済攻撃」と見なし得ると、ニュースやソーシャルメディアの一斉取り締まりを示唆した。

「資金確保」を説明

米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が約2年前に、テスラの非公開化に関して協議するためマスク氏に接触してきたと説明。PIFが最近テスラ株を5%近く取得したことを確認した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)はPIFがテスラ株の買い増しを検討していると報道。最近の協議は、サウジのムハンマド皇太子の旗振りによるものだと伝えた。

アップル依存

電子機器の受託生産で世界最大手、台湾の鴻海精密工業が発表した4-6月(第2四半期)決算は、市場予想に反して減益となった。米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」需要の伸び鈍化で、利益率が悪化した。営業利益は158億台湾ドルで、アナリスト予想の240億6000万台湾ドルを大きく下回った。

ハリウッド並み

米ネットフリックスはデービッド・ウェルズ氏が最高財務責任者(CFO)を退任する意向だと明らかにした。同氏が在籍した過去8年間に、ネットフリックスはハリウッドと肩を並べる一大コンテンツ企業へと成長した。ネットフリックスはその裏で、独自コンテンツの制作に巨額の資金を投じ、同社財務の健全性に対する懸念を高めた。

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