イタリア債が下落、スプレッド拡大ートルコ危機の衝撃広がる

更新日時
  • 10年物イタリア債のドイツ債に対するスプレッドは5月以来の大きさ
  • ドイツ10年債とのスプレッドは7bp拡大し275bp

13日のユーロ圏のソブリン債相場はイタリア債を中心に下落した。トルコ・リラ急落がリスク資産全体に波及する懸念が背景にある。リラは今月に入り29%下落した。

  2年物イタリア国債の利回りは1週間余りで最高となり、10年物イタリア国債のドイツ国債に対する利回り上乗せ幅は5月以来の大きさとなった。

  ディマイオ副首相は13日のインタビューで投機筋の攻撃にさらされることはないと語ったが、INGグループのシニア金利ストラテジスト、マルティン・ファンフリート氏は「ディマイオ氏の発言は、トルコ大統領の経済戦争発言と似通ったところがあるためプラスには受け取られなかった」と指摘した。

  来月予定している予算案の公表を控えて、政府の歳出計画への懸念も国債相場の重しとなっている。

  2年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.34%、10年債は9bp上昇の3.09%となった。ドイツ10年債とのスプレッドは7bp拡大し275bpと5月以来の最大。  

原題:Italian Bonds Slump as Shock Waves From Turkish Turmoil Spread(抜粋)

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