トランプ氏がセッションズ司法長官批判強める-ロシア疑惑書類巡り

  • トランプ大統領、司法省とフュージョンGPSの関係に言及
  • 「私の人生でこれほど不正を仕組まれたことはない」とツイート

トランプ米大統領は、トランプ陣営とロシアとの接点に関する捜査を政権当局者が適切に行っているかどうか改めて疑問を呈するとともに、セッションズ司法長官が「おじけづいて行方不明になっている」として、長官への攻撃を強めた。

  トランプ大統領は11日のツイートで、2016年米大統領選挙中のトランプ陣営によるロシアとの共謀疑惑に関する調査書類を執筆した元英国人スパイ、クリストファー・スティール氏に言及。「偽ニュースメディアが報道を拒む大きなニュースは、怪しげなクリストファー・スティール氏」と元司法省高官ブルース・オア氏やその妻ネリー・オア氏との多くの会合だと指摘した。

  大統領は、スティール氏を採用して同書類をまとめさせた調査会社フュージョンGPSにネリー・オア氏が勤務していたことに触れ、「私の人生でこれほど不正を仕組まれたことはない。米国の司法長官はおじけづいて行方不明だ。全てが暴露され始めている。見苦しい」と述べ、「魔女狩りだ!」と付け加えた。

セッションズ司法長官

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  トランプ大統領はスティール氏の調査書類がモラー特別検察官による捜査につながったと重ねて主張している。大統領の11日のコメントは、オア夫妻とスティール氏、フュージョンGPSの通信記録を巡って保守系監視団体ジュディシャル・ウオッチが司法省を相手取り提訴すると発表したことへの反応と見受けられる。

  セッションズ司法長官は米大統領選へのロシアの干渉疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査には関与を忌避し、トランプ大統領は1日のツイッター投稿で「セッションズ長官が不正操作された魔女狩りを今すぐ止めさせるべきだ」と記すなど、批判を繰り返している。

原題:Trump Calls Sessions Scared Stiff, Missing in Action on Dossier(抜粋)

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