Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

サウジ政府系ファンド、テスラ非公開化での関与探り協議

  • サウジのPIFが非公開化計画にどのように関われるかを探っている
  • テスラ株を買い増すかなどの決定はされていないが協議は継続中
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

サウジアラビアの政府系ファンドは米電気自動車メーカー、テスラ非公開化というイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の計画の一環で協議を行っており、同社の重要な株主になる可能性がある。同ファンドの計画を知る複数の関係者が明らかにした。

  匿名を条件に同関係者が語ったところによると、この政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)はここ数カ月でテスラ株を5%をわずかに下回る水準まで買い増しており、株式非公開化となる可能性のある今回のディールにどのように関われるかを探っている。協議は、マスク氏が7日に非公開化検討とのツイートをする以前に始まっていた。

  PIFはテスラへの投資を、サウジ経済の原油依存をヘッジするための戦略的手段の一つと見なしていると同関係者は話す。同社株をさらに買い増すかや、その場合の規模について確定的な結論には至っていないものの、協議は続いているという。

  マスクCEOが非公開化に向けた資金を確保したとツイッターに投稿したことについては、多くの投資家から疑問の声が上がっている。マスク氏はテスラ株を約20%保有しているが、一般株主から株式を買い取るには600億ドル(約6兆6500億円)余りの資金が必要となる。

  PIFとテスラはコメント要請に応じなかった。

原題:Saudi Fund Is Said to Be in Talks to Invest in Tesla Buyout (3)(抜粋)

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