トルコ大統領:米国との同盟、危険に直面と警告-NYT寄稿

トルコのエルドアン大統領は10日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)に寄稿した論説で、米国との間で緊張が高まり、世界的な市場を揺るがすトルコの金融危機を招いている事態を受け、過去何十年にも及ぶ両国の同盟が危険にさらされていると警告した。

  エルドアン大統領は、朝鮮戦争やキューバ・ミサイル危機にさかのぼる両国の協力について、北大西洋条約機構(NATO)加盟国同士としての長年にわたる連携の証しだと指摘。だが、トルコでの2016年のクーデター未遂事件やシリア内戦、トルコ高官や同国鉄鋼産業に対する米国の制裁といった、もっと最近の対立によって同盟関係は限界点まで緊張が高まりつつあると記した。

  同大統領は「米政府は手遅れになる前に、両国関係は釣り合いを欠いたものであってもかまわないとの誤った認識を捨て、トルコには代替策があるとの事実を受け入れる必要がある。現行の単独主義や軽視の傾向に反転がなければ、われわれは新たな友人や同盟を探し始めなければならなくなるだろう」と論じた。

原題:Erdogan Warns Trump That Alliance Is at Risk as Tensions Climb(抜粋)

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